最適仕入計画

さて、この図を見ながら最適な燃料購入計画を作成します。

@はAで購入しなければなりません。

AはAまたはBで購入が可能です。価格の安いほうはBですから、Bで買うことにします。

BはBで購入するしか他に選択はありません。

CはBまたはCで購入可能です。価格の安いCで買います。

DはBまたはCまたはDで購入できます。最も安いCで購入します。

EはB、C、D、C(帰り)で購入できます。C(往き)またはC(帰り)が最も安く買えます。

FはC、D、Cで購入できます。Eと同様C(往き)またはC(帰り)で購入します。

GはC、D、C、Bのいずれかとなり、C(往き)またはC(帰り)で購入します。

HはCで入れてもDで下さなければなりませんから、購入しません。

IはCかBで購入すればよく、Cで購入します。

JはBで購入するしかありません。それでAまで飛行できます。

このように可能な選択の中で、最も有利な購入場所を選んでゆきます。したがって、費用の最小な場所を常に選択していることになりますから、この購入計画は費用が最小になる「最適購入計画」となります。

上の手順で得られた最適計画を抜き出すとこうなります。幅の広いいところは、往きのCで買ってもよいし、帰りのCで買っても同じ金額になります。Dで買ってはいけません。

購入金額の総計は、12,330,000円になりました。これ以上安く飛行することはできません。

よけいなお話3-3

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