累積グラフを使った図解
燃料の消費を累積グラフで表すと、絵の形が少し変ります。本質的には同じことです。赤い線は5,000ガロンの予備燃料を足したものです。

先ほどの計画は「鋸の刃」でしたが、こんどは「階段」となりました。好きな方をお使い下さい。累積量でグラフを描いていますから、どこまで行くのにどれだけ燃料が必要かが一目で分ります。やっぱり、いいものは両方描きたくなります。

階段のステップの高さが燃料の購入量になります。階段が重なっているところは、どれだけ買うかの選択がいくつかあることになります。つまり、始点から終点までを結ぶ経路がたくさんある中で、最も安い経路を探せばよいわけです。このような経路をグラフ理論やネットワーク理論では「最短路」と呼び、このような問題が随所に出てきます。

やれやれ、これで一件落着。めでたし、めでたし。

よけいなお話8

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